法律知識とストレス対処

離婚手続きに離婚協議書って必要なの?

協議離婚は夫婦双方の合意で成立します。そのため、協議で取り決めた約束を果たしてもらえるかが
問題になります。特に、慰謝料、財産分与、養育費、子供との面接交渉権などは、離婚後に揉めることが
多いようです。

よくあるトラブルは、離婚時に口約束だけで慰謝料などを分割して支払いをしていくことになった場合です。
最初はよいのですが、次第に支払い側の情が薄れるなどで、支払いが停滞するといったことがあります。

ですから、このようなトラブルを回避するために文章にしておく必要があります。
それは、走り書きなどのメモではなく、法的手段として証拠となるように「離婚協議書」
を作成する必要があります。

ここで、離婚協議書をご自身で作成してもよいのですが、漏れや抜けがあると、
あとあと面倒になることは目に見えています。そこで、離婚協議書作成のプロである行政書士に添削を依頼、
それよりは最初から依頼してしまった方が良いでしょう。

慣れない資料作成時間や、漏れや抜けが原因で後々トラブルが発生してしまった時の解決時に要する
時間・費用・心理的負担のいずれを考えても、コストパフォーマンスの良い行政書士に作成依頼されるのが
良いかと思います。

ただ、離婚協議書だけでは裁判の証拠になっても、強制執行力はないので注意が必要です。
そのため、離婚協議書は、金銭一括での支払いや短期間の支払いの場合で済む方向けの方法と言うことが
出来ます。

これが長期の支払いですと、裁判上の証拠となっても、訴訟の際に訴えを提起する必要があり、
お客さまに負担が掛かる可能性があります。

お問い合わせ

初回30分の無料相談受付中
トップへ戻る離婚相談相手の賢い選び方サービス内容を見る料金体系を見るお客様の声を見る事務所概要を見る

ページの先頭へ戻る